なぜ東大剣道部を選んだか~根本(4年)〜

②根本裕衣

こんにちは。今回この投稿を担当致します、工学部新4年の根本祐衣です。

 私が剣道を始めたのは小学校1年生の時ですが、中高の部活ではバスケ部に所属していたこともあり細く長い剣道人生を送ってきました。東大に入学した時は、せっかくの大学生活だし何か新しいことを始めてみたいという気持ちと、これまで続けてきた剣道と学生のうちに1度がっつり向き合いたいという気持ちが半々でした。

 そんな気持ちが変化したのは本郷の七徳堂での新入生稽古に初めて参加したときのことでした。大学生の気迫あふれる練習の様子に圧倒されたのを覚えています。道場での稽古とはまた違う、試合に出て勝つための稽古に魅力を感じました。限られた時間の中、工夫され充実した稽古を体験し、ここでやれば強くなれる、4年かけて強くなりたいという思いが一気に高まりました。また稽古後に女子の部室に案内されると、先輩方が学年関係なく仲が良いのが伝わり賑やかで楽しそうな雰囲気に更に惹かれました。

 そうして入部を決めてから1年近くになります。入部を決めたときの想像通り、自分の成長を感じることができました。稽古に試合に合宿に、と慌ただしいのは確かです。しかし勉強やバイト、遊びなど他のやりたいことに取り組む余裕は十分にありました。またそれ以上に、大学の名前を背負って公式戦に出場する重みやそれを共有する先輩や同期との濃い時間はきっと他の場所では得られないものだと思います。

 剣道部だった、昔ちょっとやっていた、新しく始めてみたい、などなどどんな人でも大歓迎です。「東大」の「剣道部」でしかできない経験をしに、是非一度足を運んでください!

0コメント

  • 1000 / 1000