なぜ東大剣道部を選んだか~坂本(OG)~

こんにちは!今回の記事を担当いたします、3年の坂本京花と申します。理科二類で入学し、この4月から薬学部に所属しています。

 女子の中では少数派かもしれませんが、私は入学当初から剣道部に入りたいと思っていました。とはいっても特に大きな志があったわけではなく、ただ、せっかく中高がんばったんだからもう少しやりたいな、くらいの感覚でした。東大剣道部に入りたいという気持ちがより強くなったのは、新入生稽古会のときです。中高の部活時代、私は運が悪いことに部員の数が少ない代にあたってしまい、同期が私を含めて2人しかいませんでした。しかし新入生稽古会には入部希望者が10人以上来ていたのです。初めてたくさんの同期と剣道をするのはとても楽しく、ぜひこの環境で今後も剣道をしていきたいと強く思いました。

 現在私たち3年生は女子4人、男子12人の16人で構成されています。普段の稽古はもちろんみなで励んでいますが、同期が多くて楽しいと思うときはそれだけではありません。稽古時間以外も交流があり、みんなでご飯を食べに行ったり、部活がない日に遊びに行くこともあります。大学では中高のように常に同じ人たちと行動することがなく、ともすればごく少数の仲のよい人としか交流がないこともあるなか、このように文理や学部が違う人たちと一緒にすごす機会はとても貴重だと思います。

 新入生のみなさんは、とうとう授業もはじまり、履修を考えたりサークルや部活の新歓に参加したりととても忙しい時期だと思います。慣れない大学生活にとまどうことや、どうしたらよいか悩むことも多いでしょう。そんなとき、頼りになる先輩に相談するのもよいですし、頼りになる同期を見つけ、お互いに相談し合うのもとてもよいと思います。つらい稽古や合宿を乗り越えた仲間となら、きっと様々な局面で支え合える一生の仲になれるでしょう。

 剣道部はもちろん剣道をするためのところです。しかし、それだけでなく、稽古以外の多くの時間を通してかけがえのない関係を築くことができます。個性豊かな友人を作りに、ぜひ一度七徳堂に来てみてください!部員一同、新入生の皆さんを心待ちにしております!

 最後になりましたが、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございました!

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